「発展カード(チャンスカードとも呼ばれます)」には、「騎士カード」「進歩カード」「勝利ポイントカード」の3種類があります。
発展カードを購入する場合、場の山から、一番上のカードを取ります。カードは使用するまで、何のカードか他のプレイヤーには見えないようにしておきましょう。こうすれば、他のプレイヤーには何のカードなのか秘密にしておけます。
発展カードは、交易に使うことも捨てることもできません。
発展カードは手番中で1枚だけ、つまり、「騎士カード」か「進歩カード」のどちらか1枚だけを使うことができます(★勝利ポイントカードを使うこと は出来ません)。サイコロを振る前を含めいつでも使えますが、購入した手番中にその購入した発展カードを使うことはできません。
例外:購入した発展カードが勝利ポイントカードで、勝利ポイント10点になる場合は、その時点で、勝利ポイントカード(とすでに持っていればその勝利ポイントカードも)を公開してゲームに勝つことができます。
勝利ポイントカードを公開するのは、ゲーム終了時のみです。つまり、自分もしくは対戦者が勝利ポイント10点に達して、勝利宣言をしたときです。
発展カード(チャンスカード)の1種である「騎士カード」を手番中に使って、盗賊を移動させます。このとき「騎士カード」を手元で表向けにします。
盗賊を今いる場所から、トークンの置かれた他の地形へと移動させます。
次に、移動先の地形に接する開拓地や都市を所有しているプレイヤーから、資源カードを1枚盗みます。該当するプレイヤーが複数いる場合、そのうちの1人を犠牲者に選びます。騎士カードを使ったプレイヤーが盗む資源カードを1枚選ぶ際、盗まれる側はカードを裏向けのままにしておきます。盗まれる側にカードが1枚もない場合、カードは手に入りません!(ただし、対戦者の手持ちカードが何枚なのかは、いつでも尋ねることができます)
最初に3枚の騎士カードを使ったプレイヤーは、特別カード「最大騎士力(ラージェスト・アーミー)」を受け取ります。これは、勝利ポイント2点の価値があります。現時点で「最大騎士力」カードを持っているプレイヤーより、多くの騎士カードを使ったプレイヤーは、その時点でこの特別カードの所有者になります。勝利ポイント2点も同様に、新しい所有者の方に移動します。
例えば、緑のプレイヤーが、手番中に騎士カードを使って数値4の丘陵に盗賊を移動させた場合、緑は、赤もしくは青のプレイヤーから資源カードをランダムに1枚盗むことができます。
「進歩カード」は、発展カードのひとつです。進歩カードには3種類あり、各2枚ずつあります。
街道建設:このカードを使うと、資源を消費することなく2本の街道を(通常の敷設ルールに従って)、ゲーム盤上に置くことができます。
収穫:このカードを使うと、場の山から資源カードをどれでも2枚受け取ることができます。手に入れた資源カードは、今の手番から使えます。
独占:このカードを使う場合、資源を1種類、指定します。指定された資源を手元に持っている他のプレイヤーは、その資源を全て、独占カードを使ったプレイヤーに渡さなければなりません。指定の資源を対戦者が持っていない場合、渡す資源はありません。
手番中に使える発展カードは1枚だけです。
「勝利ポイントカード」は発展カードの1種で、購入(=羊1、麦1、鉄1)できます。このカードは重要な文化的功績があったことを意味しており、特定の建造物で表現されています。
勝利ポイントカードは勝利ポイント1点の価値があります。手持ちの勝利ポイントカードを公開するのは、自分を含めたプレイヤーのだれかが勝利したときだけです! 手番で勝利ポイント10点に達して勝利宣言 をするまでは、このカードは裏向きにしておきましょう。(他のプレイヤーが勝利した場合は、自分の勝利の時と同様、勝利ポイントカードを公開します)
繰り返しますが、ゲーム終了まで、勝利ポイントカードは隠しておきます。手元で裏返しに置いておくということです。裏返しの未使用カードが1、2枚あり、長い間使用されないままであれば、当然他のプレイヤーはそのカードが勝利ポイントカードだと推測するでしょう。