カタン (CATAN) 日本カタン協会公式ページ

ボードゲーム「カタン」および、関連情報を紹介する「日本カタン協会」公式ページです。

交渉の基本ルール

サイコロを振って資源を得たあと、資源カードを他のプレイヤーと交換(国内貿易)または、銀行で交換(海外貿易)できます。

手番中に交渉をしないつもりなら、どのプレイヤーも交渉はできません。

手番中は他のプレイヤーと交渉ができますが、手番外のときは、手番中のプレイヤーに交渉相手として選ばれたときに限られます。

手番外のときは、銀行での交換はできません。資源カードを捨てる(場の山に戻す)ことはできません。

資源カードがあれば、何度でも交渉ができます。発展カード(チャンスカード)を交渉で交換することはできません。

同じ種類の資源カードを含んだ交換もできません(例、羊2を羊1に交換することはできない)。

国内貿易

手番中で、サイコロを振り資源を得たあとは、他のプレイヤーと資源の交易ができます(これを「国内貿易」と呼びます)。どの資源カードで交換するかなど、手番プレイヤーの交易条件で他のプレイヤーと交渉します。

交易は何度でも、1枚のカードでも複数枚のカードでもできますが、資源カードの譲渡はできません(例、0枚のカードを出して、1枚以上のカードと交換)

交渉には、かならず手番中のプレイヤーが参加していなければなりません。他のプレイヤー間での交易はできません。

Aさんは自分の手番で、街道を敷設するには土が1つ足りない状況。木2枚と鉄3枚を持っている。Aさんは「鉄を1枚出すので、土1枚と、どなたか交換してくれませんか?」Bさんは「鉄を3枚くれるなら、土を出すわ」と返事をすると、Cさんが「木1枚と鉄1枚をくれるならいいよ」と割って入ります。AさんはCさんの申し出を受けて、木1枚と鉄1枚を渡して、土1枚に交換します。※Aさんの手番中なので、BさんはCさんとの交渉はできません。

海外貿易

手番のプレイヤーは、交易フェーズで交渉相手なしでも、「海外貿易」を使って資源貿易ができます。

一番簡単(ですが、不利)な交易は、「4:1交換」です。同じ種類の資源カード4枚を場に戻すことによって、場の山から1枚(別の種類の)資源カードと交換できます。港用地に開拓地や都市を建てていなくても4:1交換ならできます。だれも交渉に応じてくれないのなら、この方法があるということですね…

鉄4枚を場に戻して木1枚に交換する場合。常識的に考えて、まず最初に試みるべきなのは、交換比率がより有利な、他のプレイヤーとの交渉(=国内貿易)でしょう。

港用地に開拓地か都市を建設すると、より効率的に交易が行えます。港用地は2種類あります。

一般港(3:1交換):交易フェーズで、同じ種類の資源カード3枚を他の種類の資源カード1枚に交換できます。

のプレイヤーが、一般港に開拓地を建設すると、例えば、麦3枚を羊1枚へと交換できます。

専門港(2:1交換):資源の種類ごとに専門港(各資源の記号がついています)が1つずつあります。頻繁に利用するためには、どの種類の専門港に開拓地や都市を建設するかが重要になります。自分の産出できる資源を確認しましょう。

港用地(港チップ)に描かれた資源の種類でのみ2:1交換ができます。他の資源を有利な比率(3:1交換)で交換することはできません。

交渉&建設フェーズを分けないで行う

初心者向けでは、一連の流れがより分かりやすいように「交易フェーズ」と「建設フェーズ」を、分けて行っていましたが、ゲームに慣れた方は、2つのフェーズを分けないでプレイしましょう。

サイコロを振って資源を得たあと、交易と建設の順番は自由です。交易、建設、そして交易、また建設といったことももちろんできます。港に開拓地を建設した手番中に、その港を使うこともできます。フェーズを分けないことによって、ゲームのスピードアップするでしょう。

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